旧知となった今井選手と、親睦の中、黒白を争う

                                     高野圭介自戦記



白番 東軍:今井速人 vs 先番 西軍:高野圭介
                先番:コミ6目出し

 2007年5月26日(土)
 於大阪・江坂アルプス囲碁センター
 153手完 黒中押し勝ち

本大会6ヶ年通算8勝4敗となった。
cf:2004年・2005年



 2007年は大阪に東軍を迎えての対抗戦である。

 正午前、会場に着いたら、
中園清一さんがにこにこと「お元気そうですね」と。

 毎年度、日本の学生囲碁OBを東西に二分して、
広く各大学から約30名程度の交流大会を持つようになった。
 今回が第8回目の大会で、26名ずつ出場した。

今井さんとの碁はこれで、2局目。
何か、お互いに嵌めた!やった!と信じての、
双方満を持して、自信たっぷりの攻め合いだったようだ。

アリナシの具合が、結局黒に味方して、黒に凱歌が上がった。

今井さんは中国プロ・敖立嫡先生の囲碁研究会で、
毎月研鑽い勤めておられると、聞いた。

その一局を俎上に載せましょう。




かの、翔んでいる内藤由起子さんが入室。
囲碁観戦記者・内藤さんは、かって、
東京の後藤文麿さんからご紹介いただいて、面識があった。

聞けば、昨今は後藤さんは後藤さんでも、大阪在住の、
ご子息の後藤文郷(元東京大学囲碁部主将)と
世界ペア碁に組んで出たこともあるし、
ご子息とはお付き合いが深い。
ただ、
文麿さんとは久しくお会いしていない・・・とか。
(夜、東京へ電話をしたら、お元気そうだった。)

お忙しい中を阪本清士さんが覗きに来られた。
また、「今、名前を見たので・・」と、眼の合った多島章夫さん。



西村修さんは三浦浩さんとの対局の感想にお忙しい様子。




西日本大学OB・OG囲碁会会報『梔王』に
「東西対抗戦熱戦譜」として記載されました。


「戦いの中に戦機を見出す」

解説 坂口隆三九段